お子様に部屋をいつ与える?②メリットデメリット

お子様に部屋をいつ与える?② メリットデメリット
スタッフのつぶやき

本日は単純に、子供が自分の部屋を持っていることで生じるメリット・デメリットをまとめてみました。

 メリット①  子供の自立心を養うことが出来る

子供は自分の部屋を持つことで“考える”ようになり、そして“成長”します。例えば、片付けをせずにおもちゃを出しっぱなしでいたら、おもちゃを踏んでしまって痛いと感じます。そこで「片づけをしなければならない」と学びます。
このようにして、子供は自分の部屋を持つことで整理整頓や片付けを当たり前だと思うようになります。幼い頃に当たり前だと学んだことは大人になってもそのままであることがほとんどです。子供に当たり前の事を身につけさせるのには子供部屋は大事かもしれませんね。

 メリット② プライバシーの確保

いくら子供とはいえども、子供にもプライバシーがあると考えている方は多いようです。子供にも、勉強したり悩んだり、、、一人でしたいこともたくさんあります。子供が「自分の部屋がほしい」と言ってきたら、一人の時間が欲しいと言っているのかもしれませんね。自分の部屋で一人で考えることで成長することができるのではないでしょうか。
また、子供ではなく親のプライバシー確保にもつながります。子供の寝る時間と親の寝る時間は異なりますし、特に子供が赤ちゃんのときは赤ちゃんを寝かせた後に自分の時間をゆっくりとることができるので、育児から離れて気分をリフレッシュすることができます。

デメリット 親の管理が行き届かない

 子供が自分の部屋を持つことで、部屋にこもってしまって何をしているか把握できないというのが、子供に部屋を持たせる際の一番の心配事のようです。確かに、勉強をすると言っていても実際は部屋で何をしているか分からないですよね。親には勉強すると言いながらも漫画を読んだりしてサボっていたという方は多いのではないでしょうか?(かくいう私もそうでした…)

* よそはよそ、うちはうち

お子様に部屋をいつ与える?② メリットデメリット
結論から申し上げますと、自分の部屋を持っていようとなかろうと関係ありません。外山教授も『個室を与える、与えないが問題なのではなくて、「住まい方」が重要』だとしています。子供部屋を与えようとなかろうと、住まいを通して良好な家族関係を築いていくことが大切だということですね。
子供部屋を与えるか与えないかについては、自分の部屋がないことがストレスになる子もいますし、自分の部屋を持っていても寝るときだけしか部屋を使わない子もいます。子供の性格やどんな子にしたいかなどの家庭の方針に合わせて決めるのがやはり一番ですね。
そして、子供に部屋を与える場合は、親が子供を管理するのではなく、子供部屋を管理するのが良いのかもしれません。

個室を与えたら与えたなりに、親が子供部屋の片づけをするなど干渉しすぎるのはよくありません。だからといって、好き放題やらせるのもいけませんよね。親が子供部屋を管理するというのは、例えばルールを作ることです。子供が部屋を欲しいと言ってきた時に「勉強しているときはドアは閉めない」「部屋にゲームを持ち込まない」など部屋に関するルールを作る、それから再度意思を確認して部屋を与えるのが良いのではないかと思います。
そして、極論だと思う方が多いかもしれませんが、「ドアをなくす」というのも実はアリなのです。弊社のリノベーション事例で子供部屋のドアをなくした事例がありました。https://beat0909.com/works/mado/
是非、参考にされてください。

施工事例