「スペーサーブロック」とは、コンクリート製品のことです。スペーサーとは建設現場などで鉄筋コンクリートを打設するときに、鉄筋が動かないように固定させる材料のことを意味しています。鉄筋はサビが発生すると膨張してしまいコンクリートを内部から破損する恐れがあります。また、固定が十分ではないと、コンクリートの中性化によって爆裂を引き起こす可能性もあるでしょう。
スペーサーブロックを使うと、鉄筋と地面の間隔の確保が可能です。そのため、鉄筋コンクリート構造物の耐久性を高められるでしょう。スペーサーにはスペーサーブロックを含めて4種類あります。
・スペーサーブロック
スペーサーブロックはブロック状のスペーサーのことで、コンクリートの上に置いて鉄筋とのかぶり厚さを調整するために使います。スペーサーブロックを配置する際には、人が乗っても問題がない割合で配置します。サイズは6cm×5cm×4cm、6cm×7cm×8cm、10cm×10cm×10cmなどさまざまです。
・ドーナツ型スペーサー
ドーナツ型スペーサーとはプラスチック性のスペーサーのことで、鉄筋を挟むことでかぶり厚さを調整します。主に壁や床などに用いるスペーサーです。
・モルタルスペーサー
モルタルで作られたスペーサーで、用途や目的に応じてさまざまな形状から選べるのが特徴です。ドーナツ型スペーサーに比べると高額でしょう。
「スペーサーブロック」とは
スタッフのつぶやき
■スペーサーブロック
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